--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007-08-04(Sat)

BloodPrincess in ラヘル

新聞小説のように、毎日ちょくちょく。
RO話、血プリの別バージョンをちょくちょくと。元サイトの血プリ読んでない人には優しくないので、見ないのが吉。
  *  *  *

 宗教国家、アルナベルツ教国。
 ルーンミッドガッツからアルナベルツへの航路が解禁されたのは、つい最近のことであった。
 オーディンを信奉するルーンミッドガッツとフレイヤを信奉するアルナベルツとの関係は、犬猿の仲。よく言っても武装中立であり、今日までは空路はおろか、海路も閉鎖されている状況であった。
 そんな状況下、ルーンミッドガッツとアルナベルツとの間に空路がもうけられたのは、ひとえにリヒタルゼンの大企業、レッケンベルの力が大きいと言われている。
 しかし、レッケンベルが関わってようと政治的問題があろうと、一般の人々にとってはさしたることではなかった。

「まーったく、ウチの上は何を考えているのかしら」
 プロンテラ大聖堂郊外部。
 その一角にある高等参事官執務室、そこでソファーに座ってぼやく白銀の髪をした若き女性プリースト。名を、セリス・グラストヘイムという。
 齢十九にしてグラストヘイム公国の指導者であり、未だプロンテラ大聖堂の大司教職、郊外部高等参事官をつとめている給料二重取り聖職者なのである。
「なにぼやいているんですか? いつものこととはいえ……」
 そんなセリスに声をかける一人の少年。
 高位聖職者の法衣をまとってはいるが、その表情はまだあどけなく、部屋の主のセリスより若い感じであった。
「いつものこととは何よ。大体アルナベルツと空路が繋がったおかげで、郊外部はいつもにまして大忙しなのよっ。分かる? スメル」
 スメルと呼ばれた少年聖職者は、その言葉に対して。
「いや、忙しいって言いましても、仕事は全部僕やら春鳳枢機卿に押しつけて、あなたはいったい何をしているんですか?」
「いや、ほら、アンタは一応私と同じ職責だし、ここは一つ経験を積ませてやろうっていう親心だわ」
「なんでもいいから、仕事をしてくださいっ!」
 郊外部の建物に、スメルの怒号が鳴り響く。
 この日もまた、平和な一日が過ぎていく。誰もがこの時はそう思っていた。

  *  *  *

「プロンテラ大聖堂枢機卿ツヴァイト……、同大司教セリス・グラストヘイム……。それは何だ?」
「我らが教義に逆らう者だ……」
「では、そのリストがか……? いつの間に……」
「我らが教義に賛同する者は、ルーンミッドガッツにもいるということだ」
「なるほどな……」
「決行の日は近い……。異端者には、血の粛清を」
スポンサーサイト

Comment form

管理者にだけメッセージを送る

Comment

ちょwwwwリストアップされちゃってるょっΣ(・□・ )

かいてるから、今続きかいてるから~
プロフィール

姫宮セリス

Author:姫宮セリス
フィーナ姫などの女装レイヤーとかしながら、ROでハイプリやってる、自称皇女の人。
あくまでも自称、自称だよ。
あと、鳩ヶ谷沙織とか名乗って同人活動。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク

FC2Ad

Powered by FC2 Blog

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。